Gallery Den mym ギャラリーデン南山城村 Gallery Den mym ギャラリーデン南山城村

Review

2015.9亜鶴 個展

(2015.9.20-10.3 12:00-17:00)  Pastページ>>>>



亜鶴



■展示を終えて
今回の個展は展示2カ月弱ほど前に急遽決定したものでした。

本展以前は所謂ホワイトキューブでの展示をメインとして構成を考える事が多かったので
当初は不安もありました。
というのもGallery Den mym自体には足を運んだこともなく、
また諸先輩方には癖のある間取りかつ場所的にも、という話はかねてから伺っていた為です。

実際に展示会場に足を運んだのは個展搬入当日が最初でした。

足を踏み入れた瞬間には聞きしに勝る…
と感じたのですが
結果的には
2週間の会期の間に多くの方にご来場いただくことも出来ましたし
特徴あるギャラリーの壁面、内装が
自身の作風と上手く作用したかと思います。

私の作品は
SNSを通じての人間関係であったり、人間として生きるという事、
また人としての存在を問うものであるのですが
今回、立地も山の中。
都市部より車で1時間ほど山の中に入り込んだGallery Den mym という場所で展示をさせていただいたことで
私自身、一層「人としての生き様」を意識することが出来ました。

今回の展示をきっかけに以後の展示予定も決まりましたし
今後の作家としての活動において大きなターニングポイントとなる展示となったかと思います。

本展をご高覧頂きました皆様
そしてギャラリーの手島さん、ネットなどその他担当をしてくださった兜岩さん
少しでも気にかけて下さった皆様
そして搬入搬出、運転を担当してくれた後輩の崎くん
大変ありがとうございました。

ステートメントでもコンセプトでも何でもなく
ただの感想にはなりましたが
より一層精進してまいりますので是非とも今後の展開にご刮目を。

今後ともご贔屓に願います。

■亜鶴 展示作品



2015.9五島 綾子 個展

(2015.9.20-10.3 12:00-17:00)  Pastページ>>>>



五島 綾子



■展示を終えて
季節の移ろいがこんなにも感じられる個展会場は人生で二度目でした。
一度目はギャラリーデンが本町の靭公園に面して存在していた時。
大きな窓からのイチョウの葉の様子が見事でした。そこが初個展になった私が、
またデンの大きなステージになっているAIR南山城村に関わることができ大変うれしく思います。

きらきら輝き消えていく存在をモチーフにし、時の移ろいに若干恐れを抱いている私にとって、
刻々と姿を変える里山の景色は刺激に満ちていました。
ちょうどお米の収穫時期でもあり、おいしい差し入れをいただき身も心も満たされ、
制作に対しても人生においても大きな糧を得た気がします。

民家での展示は、場に救われるという発見がありました。
生活の中に絵が飾られるのは普通のことです。
しかし、作品がぼやけ持っている力が分散されてしまうことが多々あります。
未熟さゆえこんなことが起きるのかもしれません。
「絵が試されている」と気弱な考えから搬出は始まりました。
すぐにそんな考えは吹き飛びましたが、無事に初日を迎えるまで、
あの展示でよかったのか悩む時間が多くありました。
初日は、大変楽しく始まりました。コーラスの方の懐かしい曲目は心にしみいり、
久しぶりに合唱に参加しました。
音楽の力と出前出張してくださった喫茶店のコーヒーの香りで、
会場が活気づきお越しいただいた方との会話に花が咲き充実した1日目を過ごしました。

南山城村は、車でのご来場をお願いしている通りのところにあります。
用事ついでにギャラリーを回れる都会とは違います。
期間中、お越しいただいたお客様には大変感謝申し上げます。
最後になりましたが、展示を企画していただいた手島様、
このような貴重な体験を誠にありがとうございました。
今後も、真摯に制作に取り組んでまいりたいと思います。

■五島 綾子 展示作品



<OPENING EVENT>

“やまなみシルバーコーラス部員有志による合唱

日   時 : 9月20日(日)
会   場 : AIR南山城村“青い家”の前庭


自然の中で、やまなみシルバーコーラス部員有志による素敵な合唱が響きわたりました。
懐かしい曲目ではみなさんが合唱に参加するなど、秋空のもと楽しんでおられました。

■オープニングイベントを振り返って

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