Gallery Den mym ギャラリーデン南山城村 Gallery Den mym ギャラリーデン南山城村

Review

2017.03Big Sensation

Visual Sensation参加メンバー総勢30人が集う展覧会
(2017.3.12-4.1 12:00-17:00)  Pastページ>>>>

寺島 みどり


■展示を終えて
お話をいただいた時に最初に思い浮かんだのは、一緒にお花見に行ったり、スタジオでパーティーを開いたりして、一期生のメンバーとは展覧会だけでなくいろいろ沢山遊んだということです。みんなからは、まっすぐで純粋な心がいつも感じられて、それが当時の私の生きる力にもなっていました。今回、連絡をつないでいくとみんな環境が変わって、お母さんやお父さんになっている人もいました。でも、信じられるでしょうか?みんな全然変わっていなかったのです。作品も、あのまっすぐで純粋な心も。なんて素晴らしく、感動的なことでしょうか。このようなメンバーと作品を展示し、語り合い、共に歳を重ねられる機会をくださった手島さんに感謝いたします。ありがとうございました。


川野 安曇


■展示を終えて
Visual Sensation vol.2に参加した2006年当時、相楽郡(京都南部、南山城村もこの中です)に勤め先がありました。木津川やその中州、茶畑の広がる通勤路は、何度通っても新鮮な驚きがあり、見続けられるもの=描きたい対象でした。その後Gallery Denが、大阪の街を体感できる京町堀から私にとって身近な地である南山城村に移転し、訪れる度に手島さんの「ここは田舎です、ゆっくりなさって」の言葉通りの時間を過ごすことになりました。今回のBig Sensationには、多くの友人知人が訪ねてくれました。改めてこの相楽郡南山城地域との地縁を感じることができまし、制作する上の大切な時間と場所について考えることになりました。ご高覧いただいた方々、機会をくださった手島オーナー、グループ作りからお世話をかけたBig Sensationのメンバー、本当にありがとうございます。


金城 理子


■展示を終えて
南山城村には豊かな自然があり独特の雰囲気があります。今回、私は自分の作品が展示場所の空気に呑まれてしまわないか少し不安でした。 その為、制作中はいつもより五感を研ぎ澄まし、自分の居場所というものを強く意識していたように思います。 そのお陰で何か自分の中から迷いがなくなり、以前よりも確かな感覚を掴みかけているような気がします。 また、今回の展覧会で参加者や観に来て頂いた方々と多くの交流が持てたこと、繋がりができたこと、何よりも嬉しく思います。 初日、居合わせた人達と交わす言葉は少なくとも同じ空気を吸って、それぞれに思うところがあって、景色が綺麗で、その日はとても寒かったけれど 人の熱気が心地よかったです。


沖 晋吾


■展示を終えて
この度のこのBig Sensation展は、自分にとって、大変贅沢な時間でございました。 vol.1の時より憧れの眼差しで見ていた作品、作家の皆様とこれだけ一度に、しかも街 中とは違うこの南山城村で、展示やオープニングイベントでご一緒できたことは、本 当に素敵な体験でございました。 そして、たくさんの作品を眺めながら、それぞれの方の人生に勝手に思いを馳せなが ら、ふと人生についてのジョンレノンの言葉を思い出しました。 「人生は、人生以外のことを夢中で考えている時にある」 たくさんの思わず夢中になって眺めてしまう作品たちを眺めながら、自分自身どれだ け夢中になれてるかな、やっぱ夢中になって描きたいな。そう改めて感じさせられま した。 最後に、オーナーの手島さんはじめ、様々に中心になり段取りくださった皆々様に心 から感謝いたします。この度は本当にありがとうございました。


石川 丘子


■展示を終えて
3月12日、春前の空気感満載。この顔ぶれ、Den mymと青い家の状態。ふと、これはいまこの時の出来事なんだと感じる。 何事も一度きりのことだけど、それをじんわり感じられるのがとても大切なことだと思った。 懐の深いみなさんと場所と季節に感謝します。


宮崎 雄樹


■展示を終えて
6グループ全てが集まり、纏める難しさがありましたが、率先して話し合いや準備をして下さった方々のお蔭で、見事な展示空間がひろがりました。尽力頂いた方々にとても感謝しています。そして出品された作品の多くは新作か近作が多く、皆さんの気合いが伺えました。 しかし、個人的に搬入やオープニングに参加できず、迷惑を掛けてしまいました。それでも2年前に一緒に展示をした同期のメンバー等が、その分をカバーしてくれました。手前味噌ですが、同期メンバーは参加グループの中でも仲の良さは一番だと思っていて、そのことはアーカイブコーナーの色に出ていたと思います。 いつも思いますが、南山城は都会のギャラリーと違い、村に集合する段階で親近感・同士感が生まれる気がして、その感覚が嬉しく思っています。このように作品の内容や今後の展望より、人の繋がりの大切さや温かみなどを想起させてしまうのです。それでも再会を機に制作活動において今後も切磋琢磨出来ることを願っています。


■Big Sensation展示作品





<OPENING EVENT>

ゲスト・トーク

日 時 : 3月12日(日)(雨天決行)
      1部/13:00〜  2部/15:30〜12:30〜
会 場 : 1部/青い家   2部/本館
ゲスト : 1部/永草 次郎 2部/京谷 裕彰

ゲストの永草次郎氏と京谷裕彰氏をお招きし、作家を交えてのトークイベントを行いました。

Pastページ>>>>