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2020.10「日常の一コマを見直す作業」 児玉 泰 展
→《「日常の一コマを見直す作業」 児玉 泰 展》レビューはこちら 会 場 : Gallery Den mym 本館会 期 : 2020年10月11日(日)-10月24日(土) 12:00〜17:00 初日のみ12:30〜
休廊日:水・木曜日
出展作家 : 児玉 泰
日常の一コマを見直す作業
制作するということを意識し出したのは、中学2年生ぐらいのころです。
美術史の中でシュールレアリスム、特にルネ・マグリットとの出会いがあり、
それがその後の制作コンセプトに決定的な影響を受けていると思います。純粋に制作することを、
日常的に継続していた時期であり、素描を重ねていました。
そして、月日が流れ40年を経過している現在、日本及び世界のカオス的諸事情が、
スパイラル的に表出していることに不安を感じ、その状況を作品に表現したいという情緒的、
エモーショナルな心情が生じています。残念ながらそれを表すには、昨今の諸事情を自分自身が充分咀嚼し、
明確な解釈を経て表現しなければならないと思うことが、かえって作品として表すことへの障壁となっています。
しかし、必ず取り組むべき課題であることは違いないと思っています。
今回の「風の通る街の景観シリーズ」は森の中に静かに佇む立体群が、無秩序に玩具のように展開している。
中にはマグリットの初期の作品に登場するチェスの駒に似たオブジェ群も登場します。
一つ一つは互いを意識し合う人格を持ち合わせた群列へと変化していく予兆を醸し出します。
・・・・次の展開を模索していく節目と考えています。
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2020.10『Transition』 池田 高広 展
→《『Transition』 池田 高広 展》レビューはこちら 会 場 : AIR南山城村“青い家”会 期 : 2020年10月11日(日)-10月24日(土) 12:00〜17:00 初日のみ12:30〜
休廊日:水・木曜日
出展作家 : 池田 高広
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『Transition』
私はよく山を登ります。
その中で日常の生活では気づかない事など感じることが出来ます。
季節や時間、色々なものが積み重なりかたちを変え、
いつかは無くなり消えてしまうモノのかたちを山と生活が重なり合う
『青い家』の空間で集めてみたいと思います。
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Event
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「出品作家、児玉 泰・池田 高広によるアーティスト・トーク」
展示作品や自身の作品の制作意図について語ります。
日 時 : 10月17日(土) 13:30〜
会 場 : AIR南山城村“青い家”
参加費 : 無料
- Cafeゆるり
南山城村の月ヶ瀬ニュータウンにて予約制で営業していますCafeゆるりです。 オープ二ングイベントでは、ランチとドリンクなどをご用意する予定です。 どうぞ、くつろぎの時間をゆるりとお過ごしください。
※材料がなくなり次第終了いたいします。 ※写真はイメージ写真です。