2018.07｢aquestion｣　林 真衣 個展

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会　　期　：　2018年7月15日(日）-7月28日(土）　　12:00〜17:00　初日のみ12:30〜
　　　　　　　休廊日：水・木曜日
出展作家　：　林 真衣

aquestion
最近、子供達の質問攻めが緩やかになった。小学生になったからかもしれない。
以前は「この植物は何？」「死んだらどこに行くの？」「どうして私は人間なの？」などとよく聞かれた。私はなるべく、子供にもわかる言葉で答えを紡ぎだそうとする。しかし中には即答できない質問もある。一緒に図鑑を見たり、動物園や水族館に行ったりすることが多くなった。バーチャルリアリティーの技術が進歩し、擬似体験が手軽にできるようになったら、動物展示施設は消えてなくなるのではと思う。そんな近未来のことを想像していると、また新しい施設ができるという噂を聞き、なんだか滑稽に思えてきた。キャンバスの上で絵の具を重ねたり、拭ったりしながらイメージと物質の間を泳ぐ。触れる、体感するとは一体何なのか、という言葉が頭の中でぐるぐると周り、また筆をとる。

　
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2018.07 ｢青い鳥の家｣　塚本 佳紹 個展

→《｢青い鳥の家｣　塚本 佳紹 個展》レビューはこちら 会　　場　：　AIR南山城村“青い家”
会　　期　：　2018年7月15日(日）-7月28日(土）　　12:00〜17:00　初日のみ12:30〜
　　　　　　　休廊日：水・木曜日
出展作家　：　塚本 佳紹

青い鳥の家
青い瓦屋根が美しく際立つ青い家は緑溢れる山あいのアートスペースです。 青い家にて「青い鳥の家」という幸せに満ちた展覧会を致します。 作品は青い家にある家財を支持体に壊れやすい素材・誰でもどこでも手に入りやすい素材を使った作品、風を使った作品、文庫本を使った作品（写真参照）、長く愛用してきた映写装置、青い園丁など絵画・立体・映像を表現の方法とします。 ありふれたものの変容、日常的な出来事やモノが如何にして「作品」となり得るか、マタイ福音書第17章を紐解きその表現する内容として実践します。 難しいことはございません、その名の溶けだすとおり「青い鳥の家」の出来事です。 京都奈良の県境の南山城村は遠路ではございますが、京都の新緑と奈良の青天、人為色彩と自然光源の寓話をご体験下さいましたら幸いです。

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