2012.4小橋陽介 展「こばしの 図 」solo exhibition

→｢小橋陽介 展「こばしの 図 」solo exhibition｣レビューはこちら 会　　場　：　Gallery Den mym 本館
会　　期　：　2012年3月10日(土）-3月25日(日）　　12:00〜17:00
出展作家　：　小橋 陽介　yosukekobashi.com

｢こばしの図｣

キャンバスに油絵具で。
というのが好きで
だいたいそれでやってきました。

でもどうしても絵画的になってしまうのが
最近少し気に障る。
もっとただの絵でいいのにと思ってしまう。
たぶんただの倦怠期です。
だからというわけでもないけれど
今回は紙がメインです。

モチーフが連鎖してなんか生まれる物語。
そんな感じも最近ちょっと気に障る。
これもきっと倦怠期です。
図鑑を見てるとトビハゼはトビハゼ、
カンムリサケビドリはカンムリサケビドリ、
それだけです。
鳥と魚と自分。図があるだけです。

南山城村という京都の山にある村。
Gallery Den はそこに移転しました。
木と茶畑に囲まれた
古い日本家屋に隣接している
ギャラリースペースは
漆喰の壁に梁があったりして
普通のホワイトキューブではありません。

そこでどんな展示ができるか楽しみです。
なんやかんやしていると思います。
山登って見に来てください。

♪図は図画工作の図〜図は図鑑の図〜図は図形の図〜ズはズズズのズ〜
ズはズズズズズ〜ズはこばしの図〜ズは図図図図よ〜図図図図図図図〜♪
※画像をクリックすると拡大表示されます。

2012.4SJQサウンドインスタレーション[A/o]

→｢SJQサウンドインスタレーション[A/o]｣レビューはこちら
関西を拠点に活動を行っている音楽グループSJQが、AIR南山城村"青い家"のオープニングのための作品として、家全体を使って展開されるサウンドによるインスタレーション[A/o]を制作しました。

コンピュータに始まる様々なテクノロジーと、５人のメンバーの生楽器による即興演奏を融合させたユニークな音楽を展開中のSJQは、青い家の最初の滞在アーティストとして、2012年２月、レコーディングを数日間に渡り行いました。 その作業の中で青い家の空間をイメージしたサウンドを録音、その音源が新たなレジデンスの出発を祝うトリビュート作品として結実しました。

テーマは空間を「浸す」ためのサウンドデザイン。
日本の古い家屋では、広い空間が襖や障子などで様々に区切られ、複数の「間」が形成される構造になっています。これらに複数の音源が配置され、互いに反応し合う事で音の「動き」やサウンドスケープが形成されていきます。加えて、空間毎に微細に異なる音を配置することによって、全体としては古民家そのものがひとつのドローン（持続音）、アンサンブルの共鳴箱として響くように設計されています。

家屋内での顔の向きや立つ場所、そして歩行する軌跡によって体感できる音の響きは刻一刻と変化します。来訪者は家屋内の好きな位置に立ったり動くことで、気のおもむくままに好む音の像や定位、感触を見つけ、とどまることができます。

開放的な古民家で好きなだけの時間、好きな位置で音を体験する。
この作品はSJQの新たな「ライブ」の形態ともいえます。

会　　場　：　AIR南山城村 −Artist In Residence 青い家−
会　　期　：　2012年3月10日(土）-3月25日(日）　　12:00〜17:00
出展作家　：　SJQ

SJQサウンドインスタレーション[A/o] 専用サイト